- 約7割が資金繰りの悪化、約4割が資金調達のための借入を経験
- 資金繰り悪化理由 約4割が「自然災害や新型コロナ等の疫病」と最多回答
- 2023年10月に開始迫るインボイス制度、2人に1人が「知らない」
フリーランス、自営業として1年以上働き、個人年収300万円を超える20代から60代(以下 フリーランス・自営業として生計を立てる人)1,085人を対象に、「フリーランス・自営業の収入・支払いに関する調査」を実施いたしました。
国内のフリーランス増加を受けて政府は2021年3月にフリーランス保護を目的としたガイドラインを発表するなど環境整備を進め、コロナ禍において更なる人口の増加が進んでいます。
ランサーズの調査(※1)によると、2021年には国内のフリーランスが1,670万人を突破し、1年間で57%増加したと述べられています。
一方、日本労働組合総連合会が実施した調査(※2)によると、「この1年間にフリーランスの仕事でトラブルを経験した」方が39.7%となっており、個人で働くフリーランスの立場の弱さは依然として課題となっています。
ペイトナー(旧yup)が提供する、スモールビジネスの支払いを支援するオンライン型ファクタリングサービス『ペイトナー ファクタリング(旧先払い)』は、提供開始から2年7ヶ月で、累計申込件数25,000件を突破し、サービスのリピート率は70%を超えています。
このように多数の方からご愛顧いただく背景には、フリーランスの資金調達に関する課題感や厳しい入金サイクルの実態があると考え、本調査を実施しました。
調査期間 | 2022年2月24日〜2022年2月25日 |
調査対象 | フリーランス・営業として生計を立てる1,085人 |
職種 | エンジニア、デザイナー、カメラマン、 動画撮影・編集者、ライター、 広告業、運送業、職人・大工、 食品・飲食、美容、 スポーツ、アパレル、製造、 士業、芸能・イベント業界 |
年齢 | 20代〜60代まで |
調査方法 | インターネット調査 |
その他 | フリーランス・営業として1年以上働いている人 フリーランス・営業として年収が300万円以上ある人 |
フリーランス・自営業の収入について
約3人に1人が月間売上額「20万円以上40万円未満」。100万円以上も約20%
フリーランス・自営業として生計を立てる1,085人に対し、平均的な月間売上額について質問したところ、TOP3は1位「20万円以上40万円未満(31.8%)」2位「40万円以上60万円未満(23.4%)」3位「100万円以上(19.4%)」となりました。
約3人に1人が、納品から1ヶ月以上経過してから仕事の報酬が入金
フリーランス・自営業として生計を立てる1,085人に対し、取引先へのサービスや商品の提供完了後、仕事の報酬を回収するまでの平均的な期間について質問したところ、TOP3は1位「都度払い(31.9%)」2位「15日以上31日未満(1ヶ月以内)(31.2%)」3位は「31日以上61日未満(2ヶ月以内)(24.1%)」となりました。
フリーランス・自営業のトラブルについて
フリーランス・自営業の 約42.9%が取引先とのトラブルに遭遇
フリーランス・自営業として生計を立てる1,085人に対し、 フリーランス・個人事業主になってから、取引先とトラブルや困りごとが起こったことがあるか質問したところ、約3人に1人の42.9%が「トラブルの経験がある」と回答しました。
「一方的な仕事のキャンセル、報酬の支払い期日遅延・不払い」とお金関係のトラブルが上位
フリーランス・個人事業主になってから、取引先とトラブルや困りごとが起こったことがある466人に対し、どのようなトラブルや困りごとがあったか質問したところ、TOP3は1位「一方的な仕事のキャンセル(40.8%)」2位「報酬の支払い期日遅延(34.5%)」3位「報酬の不払い(31.1%)」となりました。
取引先とのトラブル経験者、約6人に1人が「なにもしなかった」
フリーランス・個人事業主になってから、取引先とトラブルや困りごとが起こったことがある466人に対し、どのように対応したか質問したところ、TOP3は1位「直接顧客と交渉(68.9%)」2位「顧客との取引停止(25.1%)」3位「弁護士等、専門家に相談・依頼(13.3%)」となりました。なお、約6人に1人の15.5%が「なにもしなかった」と回答しました。
取引先とのトラブル多い職種1位「ライター」2位「動画撮影・編集者」3位「カメラマン」
フリーランス・個人事業主になってから、取引先とトラブルや困りごとが起こったことがある466人のうち、多かった職種TOP5は1位「ライター」2位「動画撮影・編集者」3位「カメラマン」4位「職人・大工(建築、不動産業)」5位「デザイナー(Web/ITを含む)」となりました。
フリーランス・自営業の資金繰りについて
69.1%が 資金繰り悪化を経験。理由1位は「自然災害やコロナなどの疫病」
フリーランス・自営業として生計を立てる1,085人に対し、フリーランス・個人事業主になってから、一時的に資金繰りが厳しくなった経験の有無について質問したところ、「頻繁にある(6.2%)」「ある(16.0%)」「たまにある(21.1%)」「ほとんどない(25.8%)」となり、一時的に資金繰りが厳しくなった経験がある人が69.1%、一時的に資金繰りが厳しくなった経験が「全くない」と回答した人が30.9%となりました。
フリーランス・個人事業主になってから、一時的に資金繰りが厳しくなったことがある750人に対し、その理由について質問したところ、TOP3は1位「自然災害やコロナなどによる仕事の減少(44.4%)」、2位「家庭の事情(17.2%)」、3位は「計画性がなかった(16.0%)」となりました。
資金繰り悪化経験者が多い職種1位「カメラマン」2位「ライター」3位「芸能・イベント業界」
フリーランス・個人事業主になってから、一時的に資金繰りが厳しくなったことがある750人のうち、多かった職種TOP5は、1位「カメラマン」2位「ライター」3位「芸能・イベント業界」4位「動画撮影/編集者」5位「デザイナー(Web/ITを含む)」「食品・飲食(農業、漁業等含む)」となりました。
約3人に1人が資金繰りのためにお金を工面した経験あり
フリーランス・自営業として生計を立てる1,085人に対し、資金繰りの都合等でお金を工面した経験の有無について質問したところ、「頻繁にある(1.4%)」「ある(10.6%)」「たまにある(10.3%)」「ほとんどない(15.6%)」となり、資金繰りの都合等でお金を工面した経験がある人が37.9%、お金を工面した経験が「全くない」と回答した人が62.1%となりました。
資金繰りの都合等でお金を工面した経験がある411人に対し、どのような方法を活用したか質問したところ、TOP3は1位「家族から借りた(31.1%)」2位「銀行からの融資(借り入れ)(28.5%)」3位「カードキャッシング(カードローン)(23.1%)」となりました。
インボイス制度について
1年半後に開始迫るインボイス制度、約2人に1人が「知らない」
フリーランス・自営業として生計を立てる1,085人に対し、インボイス制度についてどの程度知っているか質問したところ、47.5%が「知らない」と回答し、「知っているが、理解していない(31.0%)」「知っていて、理解している(21.5%)」となり、インボイス制度について知っている人は52.5%となりました。
インボイス制度への対応、制度知る人の約2人に1人が「まだ悩んでいる」
インボイス制度について知っている570人に対し、どのような対応をするか質問したところ、「まだ悩んでいる(51.9%)」「課税事業者になるため、適格請求書発行事業者に登録(申請)する予定(27.2%)」「免税事業者を選んだ(15.6%)」「課税事業者になるため、適格請求書発行事業者に登録(申請)した(5.3%)」となり、すでに対応方法を決めている人は48.1%となりました。
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