個人事業主におすすめのクレジットカードは?選び方や注意点も解説!

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個人事業主の方の中には「フリーランスだと審査に通らないから」「どれが良いのかよく分からないから」とクレジットカード発行を諦めている方もいるかもしれません。しかし、カードの選び方や、審査基準などを知れば、自分にぴったりのクレジットカードを手に入れられます。クレジットカードを発行すれば、今まで以上にビジネスを円滑に進めたり、資金繰りを改善したりできるでしょう。本記事では、フリーランスにおすすめのクレジットカードや、カードの選び方などを詳しく解説します。

やっぷん
  • 事業用クレジットカードとして使えるものには「個人カード」と「法人カード」の2種類があるよ
  • クレジットカードを選ぶときは、年会費や還元率はもちろん、特典の内容もしっかりと比較しよう!
  • 個人事業主の方には、ペイトナーカードがオススメ!

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目次

そもそもクレジットカードとは?

クレジットカードとは、キャッシュレス決済方法のひとつで、クレジットカード会社に代金を立て替えてもらい、後払いにできるサービスです。その場で現金が無くても、商品購入やサービス利用が可能になります。後払いにできるのはもちろん、カードのポイントがついたり、特典でさまざまな商品やサービスが割引になったりするのも魅力です。

個人事業主が利用できるクレジットカードの種類

個人事業主が利用できるクレジットカードには、いくつかの種類があります。大まかには以下の2種類です。

個人事業主が利用できるクレジットカードの種類
  • 個人カード
  • 法人カード(ビジネス・コーポレート)

それぞれ異なった特徴があるので、事業用クレジットカードを選ぶ際にはどの種類にするか考えておきましょう。

個人カード

個人カードは、多くの人が利用しているクレジットカードです。「一般カード」と呼ばれます。法人カードやビジネスカードのように事業用でなくていいので、誰でも申し込める点がメリットです。しかし、法人カードやビジネスカードと比べると、事業用として利用した際の特典があまりない点には注意しましょう。

法人カード

法人カードには、コーポレートとビジネスの2種類があります。ビジネスカードは、主に個人事業主や中小企業を対象とした法人用クレジットカードです。一方、コーポレートカードは主に大企業を対象としているカードを指します。コーポレートカードとビジネスカードに大きな差はありませんが、利用枠に関しては基本的にコーポレートカードのほうが高く設定されています。

個人カードと法人カードの違い

個人カードと法人カードの違いは、指定できる口座・追加カード枚数・特典の3つです。法人カードの場合、個人カードでは指定できない法人口座を支払い口座として設定できます。また、法人カードは従業員用のカードを発行する必要があるので、個人カードよりも発行できる追加カードの上限枚数が多く設定されています。さらに、法人カードの場合は、税理士サービスや経理ソフトの割引サービス、コンサルタント紹介、福利厚生サービスといったビジネスに役立つ特典が豊富に付帯しているものがほとんどです。

個人事業主がクレジットカードを利用するメリット

個人事業主がクレジットカードを利用するメリットとしては、事業関連の支払いがお得になることや、資金繰り悪化を防ぎやすくなる点があげられます。また、ビジネス関連の特典を利用できる点も大きなメリットです。以下では、個人事業主がクレジットカードを利用するメリットを5つ解説します。

事業支出でポイントが貯まる

事業関連の支払いをクレジットカードで行えば、カードのポイントがつきます。例えば、月10万円の支払いがあった場合、還元率が2%でも2,000円、年間で24,000円ものポイントが付くのです。貯めたポイントは別の事業支出にあてたり、特典サービスに交換できたりします。仕入れや経費支出が多い人には、とても大きなメリットです。

経費管理がしやすくなる

事業用のクレジットカードを作っておくと、経費管理がしやすくなります。プライベートの支出と事業支出を同じクレジットカードで行っていると、どれが経費なのか判別が難しく、経費管理が煩雑になってしまいます。しかし、事業用クレジットカードを作っておけば、明細を確認するだけで事業支出を把握できるのです。加えてクレジットカードによっては、経理ソフトが割引になったり、明細情報をソフトに自動連携できたりするので、より経理作業が簡単になります。

資金繰りの悪化を防げる

クレジットカードは支払いを後回しにできるので、資金繰りの悪化を防ぎやすくなります。特に、取引先との関係で報酬が翌々月末まで支払われない人にとって、事業支出を後払いにできるのは大きなメリットです。また、設備や機材といった高額支出を分割払いにできるのも、クレジットカードを利用するメリットといえます。一度に大きな金額を払わなくて済むので、資金繰りを安定させやすくなるでしょう。

特典を利用してビジネスを円滑に進められる

クレジットカードの多くには、空港ラウンジ利用権や各種割引サービスなどの特典が付いています。事業関連でよく使うサービスや、今後利用したいサービスが特典として付いてくるカードを発行すれば、ビジネスをより円滑に進められるでしょう。また、旅行保険やショッピング補償などが付帯しているクレジットカードも多くあります。仕事で何らかのトラブルがあった際にも、保険・補償を活用すればダメージを最小限に抑えられます。

個人事業主がクレジットカードを利用するデメリット

資金繰りやトラブル対応などにおいてメリットがある一方で、クレジットカード利用にはいくつかのデメリットもあります。デメリットを知らずに利用すると、逆に資金繰りが悪化しやすくなったり、経理作業が大変になったりするので注意しましょう。

使いすぎると自己破産するリスクが高まる

クレジットカードは手持ちの現金以上にお金を使えてしまうので、使いすぎれば自己破産のリスクが高まります。使いすぎてしまった場合に「リボ払い」や「分割払い」などを利用する人もいますが、手数料がかかるので、通常より支払いの負担は大きくなる点に注意が必要です。リボ払いや分割払いに頼りすぎてしまって、支払いが困難になるケースも多くあります。なお、支払いが遅れると信用情報に傷が付き、ローン審査や賃貸入居時の審査に影響するので気を付けましょう。

プライベート用と分けるとポイントが溜まりにくい

プライベート用と事業用のクレジットカードを分けると、経理作業は簡単になる反面、ポイントが貯まりにくくなってしまいます。どちらのカードも今までの半分程度しかポイントが貯まらなくなるので、お得感を感じにくくなる原因にもなるでしょう。

さらに「年間〇万円の使用で、年会費無料」といった特典があった場合、特典が受けられなくなる可能性もあります。クレジットカードを分ける場合には、特典の利用条件をしっかりと確認しておきましょう。

私用と使い間違える可能性がある

プライベート用と事業用のクレジットカードを分けている人に多いのが、使い間違いです。事業関連の支払いをプライベート用カードでしてしまったり、プライベート用の支払いを法人カードでしてしまったりして、明細確認が大変になるケースがあります。私用と事業用のカードを分ける場合は、お財布ごと分けるか、事業用のクレジットカードケースを購入するなどして、使い間違いが起こらないよう工夫しましょう。

クレジットカードを選ぶ際のポイント

クレジットカードにはさまざまな種類があるので、どれが自分に最適なのか分からないと悩む方が多くいます。クレジットカードを選ぶ際は、年会費・還元率・特典・国際ブランドの4ポイントで比較するのが基本です。以下で、具体的にどのように比較していくかを解説します。

年会費は負担にならないか

特に重要なポイントが、年会費です。法人カードは年会費がかかるものが多くあり、場合によっては資金繰り悪化の原因になりかねません。特典が手厚いものや、還元率が高いものは年会費も高額な傾向にあるので、余裕を持って支払えるかきちんと確認しましょう。今の収入なら余裕を持って支払えていても、将来的には大きな負担になる可能性もあります。預貯金を含む資産状況なども加味したうえで、負担にならず支払える年会費のクレジットカードを選びましょう。

還元率は高いか

還元率は、長く使うほど大きな差が生まれます。例えば、年間利用額が50万円だった場合、還元率1%なら5,000円、還元率2%なら10,000円還元になります。年間5,000円の差ですが、5年で25,000円、10年で50,000円の差が生まれるのです。

クレジットカードによっては、特定の店舗やサービスだけ還元率がアップするケースもあります。よく利用するお店やサービスが還元率アップの対象になっているクレジットカードを選べば、より効率よくポイントを貯められてお得です。

特典が自分にとって魅力的か

どれだけ特典が手厚くても、自分が用しないものであれば意味がありません。例えば、ほぼ旅行や出張がない人なのに、空港ラウンジ利用権や旅行保険などが手厚いカードを発行しても、特典を活用しきれないでしょう。

カードを申し込む際は、自分が事業関連でどういったお店・サービスを利用しているかを洗い出してみるのがおすすめです。頻繁に利用するものを把握したうえで、各カードの特典を比較していけば、自分にぴったりの種類が見つかります。

加盟店の多い国際ブランドか

国際ブランドによって、加盟店(利用できる店舗)の多さは異なります。世界的に見ると、トップクラスに加盟店が多いのはVISAです。また、MasterCardも世界各国に加盟店があります。JCBは日本初の国際ブランドで、国内の加盟店は多いものの、海外の加盟店はあまり多くありません。加盟店が少ないと、そもそもカードが利用できず特典やポイント還元も活用できなくなってしまいます。国内利用・海外利用どちらが多いかも踏まえて、どの国際ブランドを選択するか検討しましょう。

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個人事業主(フリーランス)におすすめの「ペイトナーカード」

個人事業主におすすめしたいのが「ペイトナーカード(Paytner Card)」です。これまでにファクタリングを利用したことがある人や、資金繰りに困っている方には特におすすめのカードとなっています。

メリット1:ファクタリング手数料が割安に

ペイトナーカードの魅力は、弊社のファクタリングサービス「ペイトナーファクタリング」の手数料が割安になる点です。通常は10%のところ、ペイトナーカードをお持ちの方は8%固定でご利用いただけます。ファクタリングの場合は利用金額も高額になりがちなので、2%でも非常に大きな差になります。資金繰りにお困りの方には、非常におすすめできるポイントです。

メリット2:Webで手続きが完了

ペイトナーカードのお申し込みはWebのみで完了します。提出書類も本人確認書類のみで、たくさんの書類を準備する手間もかかりません。口座登録は、カード発行後に口座振替用紙を提出するだけで行えます。

カードは最短4営業日でお届けできますので、なるべく早くクレジットカードを手に入れたい方にもぴったりです。

メリット3:創業時でも申し込み可能

ペイトナーカードは、創業したばかりの方でもお申し込みいただけます。売上実績がない方でも申し込みやすい、柔軟な審査も魅力のひとつです。事業所得が低い方でもお申し込みいただけるので、ほかのクレジットカード審査で落ちてしまった個人事業主の方が発行できた事例もございます。クレジットカード審査が通りにくいと感じている方も、ぜひお申し込みください。

個人事業主がカード審査において見られるポイント

個人事業主の場合、カード審査においては「信用情報」と「事業実績」の2つが主な判断材料となります。具体的にどういった点を見られるのかについて、以下で解説します。

本人の信用情報

個人カードと同じく、発行者本人の信用情報はカード審査に大きく影響します。主に見られるのは、ローンやキャッシング(借入)の状況、返済状況、他者クレジットカードの審査状況などです。

個人の信用情報は、信用情報機関が管理しています。例えば、借金の返済遅延があったり、他者のクレジットカード審査に落ちていたり、キャッシングをしていたりすると、審査が通りにくくなるので注意しましょう。キャッシングをしている場合は、先に返済を済ませてから申し込んだほうが通りやすくなります。

事業・所得実績

事業の状況や、事業所得実績などもカード審査に影響します。事業の実態が掴めない場合や、事業所得があまりにも低い場合は、クレジットカード利用額の返済が難しいと判断され、審査に落ちやすくなります。

逆に、事業実績がしっかりとしており、所得も問題がなければクレジットカード審査には通りやすくなるでしょう。その後のクレジットカード利用額や、事業所得実績などによっては、よりステータスが高いカードの案内が届く場合もあります。

個人事業主がクレジットカードを申し込む際の注意点

個人事業主がクレジットカードを申し込む際には、いくつかの注意点があります。特に「ポイ活」をしている方や、

複数のカードを使うのは避ける

ポイ活をしている方に注意していただきたいのが、複数のカードを申し込みしすぎないということです。カードを申し込みすぎると、お金に困っている(とにかく支払いを後回しにしたい)人と見なされ、最悪の場合ブラックリスト入りする可能性があります。

2枚程度なら問題ない可能性もありますが、なるべく1枚ずつ申し込みをするようにしてください。また、1枚を申し込んだら次の申し込みは半年ほど空けた方が無難です。

年会費が高いと資金繰りが悪化する

ステータスが高いカードは魅力的ですが、宴会費が高すぎれば資金繰り悪化の原因になります。年会費が高いカードは、事業所得が多い方でないと発行できないようになっていますが、発行後に収入が激減する可能性もあるでしょう。

クレジットカードによっては、年会費が10万円を超えるものもあります。事業をスタートしてから5年前後の場合は、収入も安定しにくいので、年会費が高すぎるものは避けるようにしましょう。年会費無料のカードを1枚持っておくと安心です。

記帳方法が確定申告の種類により異なる

青色確定申告の現金式簡易簿記方式(55万円控除)、もしくは複式簿記方式(65万円控除)を使う場合、記帳方法が少し複雑になります。特に、引き落とし口座を事業用口座にしていた場合、支払い時と引き落とし時で2度記帳が必要になるので、注意が必要です。

また、リボ払いや分割払い手数料を「支払手数料」として記帳したり、キャッシュバック分を「雑収入」として処理したりと、科目を覚えておく必要もあります。白色確定申告や青色確定申告10万円控除であれば簡単ですが、複式簿記を利用する場合は、経理作業が少し煩雑になる点を考慮しておきましょう。

審査に通りにくいケースがある

個人事業主は、会社員と比べて審査が通りにくいとされています。会社員のように固定給がなく、収入が安定しにくいためです。収入が安定しないと、クレジットカード利用額の返済遅延や踏み倒しのリスクが高まるため、クレジットカード会社も慎重に審査をします。

少しでも審査に通りやすくなるよう、収入を増やしたり、借入や返済遅延をなくしたりする工夫をしましょう。

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まとめ

個人事業主は、年会費無料のカードを1枚つくっておくと、資金繰りやトラブル対応といった点で助けになる可能性があります。クレジットカードにはさまざまな種類があるので、自分の事業内容や支払い状況などに合わせて、最適なものを探しましょう。

ペイトナーカードは、資金繰りにお困りの方にはぜひご利用いただきたいクレジットカードです。特に、ファクタリングの利用を検討している方にぴったりのカードなので、ぜひ公式サイトからお申し込みください。

やっぷん
  • 事業用クレジットカードとして使えるものには「個人カード」と「法人カード」の2種類があるよ
  • クレジットカードを選ぶときは、年会費や還元率はもちろん、特典の内容もしっかりと比較しよう!
  • 個人事業主の方には、ペイトナーカードがオススメ!
監修者プロフィール

ペイトナー執行役員 邨山毅

立教大学経済学部卒。投資会社にて内部統制・米国新興事業の国内展開に従事。その後VOD運営会社にて経営戦略・機械学習・調達戦略領域の経験を経て、ペイトナー株式会社に入社。執行役員ファクタリング事業本部長として、ファイナンスサービスの運営及びフリーランスの与信構築全般を所掌している。

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