「個人事業税」は、仕事内容によっては支払う必要がない税金です。個人事業主として働く際には、自分の業種が個人事業税の課税対象となるのか、事前に確認が必要になるでしょう。
本記事では、個人事業税がかからない業種と、納税が必要な業種をそれぞれ紹介します。個人事業主として働く際には、ぜひ参考にしてください。
- 個人事業主で、「法定業種」に該当する業種での仕事をしていると、個人事業税を納める対象になるよ。
- 納める時は税率も変わってくるから、気を付けよう!
- 課税されない業種があるから、自分の仕事があてはまるかどうか不安なときは早めに税務署に確認しておこう!
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目次
個人事業税の概要について
個人事業主として活動する場合、個人事業税について理解を深めておく必要があります。以下では、個人事業税の基本的な概要を解説します。
個人事業税とは、個人で事業を営んでいる人が納める地方税
個人事業税とは、個人で事業を営んでいる人が納める地方税のことを指します。法人が納める「法人事業税」に対して、個人が納めるのが「個人事業税」です。個人事業主として働く際には、個人事業税の納付対象となるのか、事前に確認が必須となります。
個人事業税の対象となる法定業種
個人事業税の対象となるのは、特定の事業を営む「法定業種」に該当する事業です。以下では、個人事業税の対象となる法定業種について解説します。
第1種事業に含まれる業種
第1種事業に含まれる業種には、37の職業・職種があります。具体的には、以下の業種が個人事業税における第1種事業に含まれます。
物品販売業 / 運送取扱業 / 料理店業 / 遊覧所業 / 保険業 / 船舶定係場業 / 飲食店業 / 商品取引業 / 金銭貸付業 / 倉庫業 / 周旋業 / 不動産売買業 / 物品貸付業 / 駐車場業代理業 / 広告業 / 不動産貸付業 / 請負業 / 仲立業 / 興信所業 / 製造業 / 印刷業 / 問屋業 / 案内業 / 電気供給業 / 出版業 / 両替業 / 冠婚葬祭業 / 土石採取業 / 写真業 / 公衆浴場業(むし風呂等) / 電気通信事業 / 席貸業演劇興行業 / 運送業 / 旅館業 / 遊技場業
引用元:個人事業税|東京都主税局
上記の業種に当てはまる仕事をしている個人事業主は、条件を満たすことで個人事業税の納付対象者となります。第1種事業に含まれる業種の場合、税率は5%で計算されます。
第2種事業に含まれる業種
第2種事業に含まれる業種には、3つの種類があります。以下の仕事を営む個人事業主は、第2種事業者として個人事業税の納付が必要になる可能性があります。
畜産業 / 水産業 / 薪炭製造業
引用元:個人事業税|東京都主税局
上記の3つの職業の場合、個人事業税を納める可能性があります。個人事業税の税額は、4%の税率で計算されます。
第3種事業に含まれる業種
個人事業税における第3種事業に含まれる業種は、30種類あります。具体的な業種は、以下のものになります。
医業公証人業 / 設計監督者業 / 公衆浴場業(銭湯) / 歯科医業 / 弁理士業 / 不動産鑑定業 / 歯科衛生士業 / 薬剤師業 / 税理士業 / デザイン業 / 歯科技工士業 / 獣医業 / 公認会計士業 / 諸芸師匠業 / 測量士業 / 弁護士業 / 計理士業 / 理容業 / 土地家屋調査士業 / 司法書士業 / 社会保険労務士業 / 美容業 / 海事代理士業 / 行政書士業 / コンサルタント業 / クリーニング業 / 印刷製版業 / あんま・マッサージ又は指圧・はり・きゅう・柔道整復その他の医業に類する事業装蹄師業
引用元:個人事業税|東京都主税局
個人事業税の第3種事業の税率は、5%と3%の2種類で計算されます。「あんま・マッサージ又は指圧・はり・きゅう・柔道整復その他の医業に類する事業」と「装蹄師業」のみ、3%の税率で個人事業税を計算します。
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個人事業税のかからない業種とは?
個人事業主として働いている場合でも、個人事業税がかからないケースがあります。以下では、個人事業税のかからない業種について解説します。
法定業種に含まれない業種
先ほど紹介した70の法定業種に含まれない職業の場合、個人事業税は非課税となります。「個人事業主=個人事業税を納付する」と考えがちですが、職業次第では納付の必要がなくなります。事前に法定業種を確認し、自分の仕事が該当しないことを把握する必要があります。自分の職業が法定業種なのか判断が難しい場合には、税務署などに問い合わせると良いでしょう。
画家や漫画家など絵に関する業種
画家や漫画家など絵に関する業種は、個人事業税の対象外です。漫画家として本を発行している人や、画家として絵を販売して生活している人は、個人事業税の納付は必要ありません。そのほか、イラスト作成などを生業としているケースも、個人事業税の対象外となる可能性があります。
作詞・作曲など音楽に関係する業種
作詞・作曲など音楽に関係する業種も、個人事業税が課税されません。いわゆる音楽家に該当する場合には、個人事業税の納付が免除されます。楽曲や作詞した文章を提供して報酬を得ているケースなどが、音楽関係の業種に該当します。
農業や林業などの業種
農業や林業などの業種も、個人事業税の課税対象外となります。事業内容が明確なため、課税対象かどうか判断しやすいでしょう。
通訳や翻訳など言語に関する業種
通訳や翻訳など言語に関する業種も、課税されない業種の1つです。海外から来た人の通訳をしたり、書籍の翻訳を仕事にしたりする場合、個人事業税はかかりません。また、国外で仕事をする事業に関しても、個人事業税は適用外となります。
スポーツ選手など運動関係の業種
スポーツ選手など運動関係の業種も、個人事業税は課税されません。プロ選手としてスポーツ業界で活躍している人などは、課税の必要はないケースが多いです。
エンジニアやプログラマーなどIT関係の業種
エンジニアやプログラマーなどIT関係の業種も、個人事業税は課税されないことが多いです。業務委託契約や準委任契約によって仕事をしているエンジニアは、個人事業税がかからないと判断できます。しかし例外として、具体的な成果を求められる契約形態の場合、請負業や製造業と判断されて、個人事業税が課税される可能性があります。
個人事業税の納付が免除されるケースについて
個人事業税の課税対象となる法定業種の仕事をしていても、納付が免除されるケースがあります。以下では、個人事業税の納付が免除されるケースについて解説します。
事業の所得が290万円以下の場合
個人事業税は、「事業主控除」が適用される税金です。最大で290万円の控除がされるため、290万円以下の所得の場合には非課税となります。事業主控除は、事業をした月数によって変動します。具体的には、以下の内容で事業主控除が可能です。
引用元:個人事業税|東京都主税局
事業を行った月数 | 事業主控除額 |
1ヶ月 | 242,000 |
2ヶ月 | 484,000 |
3ヶ月 | 725,000 |
4ヶ月 | 967,000 |
5ヶ月 | 1,209,000 |
6ヶ月 | 1,450,000 |
7ヶ月 | 1,692,000 |
8ヶ月 | 1,934,000 |
9ヶ月 | 2,175,000 |
10ヶ月 | 2,417,000 |
11ヶ月 | 2,659,000 |
12ヶ月 | 2,900,000 |
12か月事業をしていれば、290万円の満額を控除できます。事業を始めてから日が浅いと、控除額も少なくなります。個人事業主として働き始めのころは、個人事業税における事業主控除額に注意が必要です。
青色申告をしていて過去3年間に赤字がある場合
確定申告で青色申告を実施していて、かつ過去3年間に赤字があるケースでも、個人事業税は免除されます。青色申告で事業が赤字の場合、翌年以降3年間は純損失の繰越控除ができます。繰り越した赤字に対して、所得の方が少ない場合には、個人事業税が免除となります。
設備投資などで赤字となっている場合には、青色申告で純損失を繰越控除し、個人事業税の納付を免除することがポイントです。
個人事業税の納税方法とは
個人事業税の納税対象者となった場合には、所定の方法による納付が必要です。以下では、個人事業税の納付に使える方法をいくつか紹介します。
各窓口で個人事業税を直接納税する
金融機関や税務署などの各窓口で、個人事業税を直接納税することが可能です。直接納付する場合、現金のみの受付となる点に注意が必要です。納付額が30万円以下のケースでは、通知書を使ってコンビニでも納付ができます。
ペイジーを通して個人事業税を納税する
個人事業税は、ペイジーを通したインターネットによる納付も可能です。オンラインでの納付なので、24時間いつでも対応できる点がメリットです。しかし、金融機関によっては、ペイジーの決済に対応できないこともあります。
口座振替で銀行口座から個人事業税を納税する
銀行口座を登録して、口座振替で納付する方法もあります。1度口座を登録してしまえば、その後も継続して引き落としされます。納付忘れを防止しつつ、手間を削減できるメリットがあります。
クレジットカードで個人事業税を支払う
クレジットカードを使って、個人事業税を支払うことも可能です。クレジットカードも事前に登録してしまえば、いつでも納付が行えます。そのほかの税金の支払いを、一括で管理できるなどのメリットもあります。
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まとめ
個人事業主として働く場合、個人事業税がかかる場合があります。特定の業種に該当する仕事をしていると、個人事業税の対象になる可能性があるため、事前に詳細を確認しておくことがおすすめです。個人事業税をはじめとした各種税金・お金の知識は、個人事業主の活動に欠かせません。しっかりと勉強をして、スムーズな活動に備える必要があります。「ペイトナー」が運営するメディア「ペイッター」は、公式LINEを通してお金にまつわる知識を提供しています。
- 個人事業主で、「法定業種」に該当する業種での仕事をしていると、個人事業税を納める対象になるよ。
- 納める時は税率も変わってくるから、気を付けよう!
- 課税されない業種があるから、自分の仕事があてはまるかどうか不安なときは早めに税務署に確認しておこう!
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