ファクタリング自体は合法ですが、中には悪質な業者もいるため、正しい知識を持って利用することが大切です。ファクタリングがやばいと言われる7つの理由と、安全に利用するためのポイントを紹介します。

目次
ファクタリングがやばいと言われる7つの理由
ファクタリングがやばいと言われる理由は主に7つあります。
1. 手数料が銀行融資やビジネスローンより高い
ファクタリングの手数料は、2社間で10〜20%程度が相場です。銀行融資の年利1〜3%やビジネスローンの年利5〜15%と比べると、1回あたりの負担は大きくなります。
ただし、ファクタリングは融資ではなく売掛金の買い取りです。借入ではないため返済義務がなく、信用情報にも影響しません。利息と手数料は性質が違うため、単純に数字だけで比べるのではなく、仕組みの違いを理解した上で判断しましょう。
2. 悪質な業者・闇金がファクタリングを装っている
ファクタリング業界には、ファクタリングを装って実質的に貸付を行う闇金業者が紛れている場合もあります。こうした業者は、手数料と称して年利換算で数百%の利息を請求したり、強引な取り立てをしたりします。
金融庁も「ファクタリングを装った高金利の貸し付け」に注意喚起を行っています。業者選びを間違えると被害に遭うリスクがあるため、慎重に判断する必要があります。
3. 取引先にファクタリングの利用を知られるリスクがある
3社間ファクタリングでは、取引先(売掛先)にファクタリングの利用を通知する必要があります。取引先によっては「資金繰りに困っているのか」とネガティブな印象を持たれる場合もあります。
取引先に知られたくない場合は、2社間ファクタリングを選びましょう。2社間では、申込者とファクタリング業者だけで取引が完結するため、取引先への通知は不要です。
4. 売掛金の範囲でしか資金調達できない
ファクタリングは手元にある請求書(売掛金)を買い取ってもらうサービスです。そのため、売掛金がなければ利用できず、売掛金の額面以上の金額は調達できません。
大きな設備投資や、売掛金を超える金額が必要な場合には、銀行融資やビジネスローンなど別の方法を検討する必要があります。
5. 何度も利用すると手数料の合計が大きくなる
ファクタリングは1回ごとに手数料がかかります。毎月のように利用を繰り返すと、年間の手数料合計はかなりの金額になります。たとえば手数料10%で毎月30万円の請求書を買い取ってもらうと、年間で36万円の手数料が発生します。
ファクタリングは一時的な資金不足を補う手段です。毎月の資金繰り自体を改善するものではないため、入金までの期間の短縮交渉や経費の見直しも並行して進めましょう。
6. 給与ファクタリングなど違法な手口がある
個人の給与を買い取る「給与ファクタリング」は、金融庁が貸金業に該当すると明記しています。貸金業の登録を受けずに給与ファクタリングを行う業者は違法です。
個人事業主・フリーランスが利用するファクタリング(事業用の売掛金を対象とするもの)とは別物なので、混同しないよう気をつけましょう。
7. 業界全体の法整備が発展途上
ファクタリング業には、貸金業のような登録制度や上限金利の規制がありません。そのため、参入のハードルが低く、悪質な業者も一定数います。
法整備が進んでいない分、安全な業者を自分で見分ける力が重要になります。
ファクタリングのトラブル事例について知りたい方は、下記の記事も参考になります。
ファクタリングは違法ではない(法的根拠と注意点)
ファクタリングは「やばい」と言われることから、違法ではないかと不安に感じる方もいます。ファクタリング自体は合法です。ただし、一部に違法な手口もあるため、その違いを知っておきましょう。
ファクタリングの法的な位置づけ
ファクタリングは民法上の債権譲渡(民法第466条)に基づく取引です。売掛金(債権)を第三者に譲渡して対価を受け取る行為は、法律で認められています。
融資(貸付)とは異なるため、ファクタリング業者は貸金業の登録を受ける必要がなく、利息制限法や出資法の適用も受けません。
| 項目 | ファクタリング | 銀行融資 |
|---|---|---|
| 法的性質 | 債権譲渡(売買) | 金銭消費貸借(借入) |
| 返済義務 | なし | あり |
| 信用情報への影響 | なし | あり |
| 適用法令 | 民法(債権譲渡) | 貸金業法・利息制限法 |
| 手数料/金利 | 買取額の10〜20%程度 | 年利1〜15%程度 |
違法になるファクタリングのケース
ファクタリング自体は合法ですが、以下のケースでは違法になります。
- 給与ファクタリング: 個人の給与を対象とするものは貸金業に該当し、無登録業者は違法
- 実質的な貸付: 売掛金の買い取りを装い、利息を含む金銭を貸し付けている場合
- 売掛金の二重譲渡: 同じ売掛金を複数の業者に売却する行為は詐欺罪に問われる可能性がある
ファクタリングの法的根拠について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
やばいファクタリング業者の見分け方
安全にファクタリングを利用するには、悪質な業者を見分ける力が欠かせません。注意すべき業者の特徴と、安全な業者を選ぶためのチェックポイントを紹介します。
悪質なファクタリング業者に多い5つの特徴」
以下の特徴に1つでも当てはまる業者は、利用を避けましょう。
| 特徴 | 具体例 |
|---|---|
| 手数料が相場を大幅に超える | 30%以上の手数料を請求する |
| 契約書を交付しない | 口頭だけで契約を進める、書面を渡さない |
| 償還請求権がある | 売掛先が支払えない場合に申込者に返金を求める(実質的な貸付) |
| 担保や保証人を要求する | ファクタリングなのに不動産担保や連帯保証人を求める |
| 会社情報が不透明 | 所在地・代表者名・連絡先がサイト上で確認できない |
安全なファクタリング業者を選ぶためのチェックポイント
安全な業者かどうかは、以下の4つの観点で判断できます。
| 観点 | 確認すべきポイント |
|---|---|
| 手数料率の明示 | 手数料の計算方法や上限が事前にわかるか |
| 契約書の交付 | 契約条件が書面で明確になっているか |
| 償還請求権の有無 | 売掛先が支払えなくなっても返金義務が生じない契約(ノンリコース)か |
| 会社の実態 | 公式サイトに代表者名・所在地・設立年が記載されているか |
これらの条件を満たす業者であれば、安心して利用できます。
闇金業者の見分け方について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングを安全に利用するための5つのポイント
ファクタリングのリスクを避けるには、事前の確認と正しい使い方が大切です。以下の5つのポイントを実践すれば、安全にファクタリングを活用できます。

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対策①:複数の業者を比較してから申し込む
1社だけの見積もりで決めてしまうと、手数料が適正かどうか判断できません。最低でも2〜3社の手数料率・入金スピード・契約条件を比較しましょう。
比較することで、相場から大きく外れた業者を自然に見分けられます。
対策②:契約前に手数料の内訳と総コストを確認する
手数料以外に事務手数料や審査料などの名目で追加費用を請求する業者もいます。契約前に「手数料以外の費用はかかるか」を必ず確認しましょう。
追加費用がない業者を選ぶと、受取額を正確に把握でき、想定外の出費を防げます。
対策③:契約書の内容を細かくチェックする
契約書で特に確認すべきポイントは以下の3つです。
- 手数料率と計算方法
- 償還請求権の有無(ノンリコースかどうか)
- 売掛金が回収できなかった場合の対応
契約書が交付されない業者には、絶対に申し込まないでください。
対策④:つなぎ資金として利用し、恒常的な利用は避ける
ファクタリングは、今月の支払いに間に合わないときや急な出費が発生したときなど、一時的な資金不足を補うのに向いています。
毎月の利用を続けると手数料の負担が大きくなるため、並行して入金までの期間の短縮交渉や経費の見直しなど、根本的な資金繰りの改善にも取り組みましょう。
対策⑤:金融庁・消費者庁の注意喚起を確認する
金融庁は、ファクタリングに関する注意喚起を公式サイトで公開しています。利用前に目を通しておくと、悪質業者の手口や被害のパターンを事前に知ることができます。
不審な業者を見つけた場合や被害に遭った場合は、最寄りの消費生活センター(全国共通ダイヤル188番)に相談しましょう。
ファクタリング会社の選び方について、さらに詳しく知りたい方は下記の記事も参考になります。
ファクタリングのメリットと正しい活用シーン
やばいと言われる面ばかりに注目すると、ファクタリングが持つメリットを見落としてしまいます。正しく使えばメリットも大きい資金調達方法です。
ファクタリングの主なメリット
ファクタリングには、融資にはない以下のメリットがあります。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 最短で当日中に資金化できる | 申込当日に入金を受けられる業者もある |
| 信用情報に影響しない | 借入ではないため、信用情報機関への登録がない |
| 赤字・税金滞納でも利用できるケースがある | 審査対象は申込者ではなく売掛先の信用力 |
| 返済義務がない | 売掛金を買い取ってもらう取引のため、返済不要 |
| 担保・保証人が不要 | 不動産や保証人を用意する必要がない |
ファクタリングが向いている人
以下のような状況にある個人事業主・フリーランスには、ファクタリングがおすすめです。
- 入金までの期間が長く、手元資金が不足しがちな方
- 銀行融資の審査に通りにくい、または審査を待つ時間がない方
- 借入を増やしたくない方
- 急な出費や取引先の入金遅れに対応したい方
ファクタリングのメリットやデメリットについて、さらに詳しく知りたい方は下記の記事をご覧ください。
ファクタリングに関するよくある質問
ファクタリングについてよくある質問をまとめました。
Q. ファクタリングは借入・借金になる?
ファクタリングは借入ではありません。売掛金を売却する取引なので、貸借対照表上で借入金が増えることはなく、信用情報にも記録されません。
Q. ファクタリングの手数料の相場はどれくらい?
2社間ファクタリングで10〜20%、3社間ファクタリングで1〜9%が一般的な相場です。手数料率は売掛先の信用力や取引金額によって変わります。
ファクタリングの手数料相場についてさらに詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
Q. 取引先にバレずにファクタリングを利用できる?
2社間ファクタリングを選べば、取引先への通知なしで利用できます。3社間ファクタリングは取引先の承諾が必要なため、利用を知られることになります。
Q. 個人事業主やフリーランスでも利用できる?
はい、利用できます。個人事業主やフリーランスを対象としたファクタリングサービスも複数あり、少額(1万円〜)から利用できるサービスもあります。

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ペイトナーのファクタリングの特徴
ペイトナーのファクタリングは、個人事業主・フリーランス向けのサービスです。手数料や契約内容が明確で、初めてファクタリングを利用する方でも安心して申し込めます。
手数料一律10%で受取額を事前に計算できる
ペイトナーのファクタリングの手数料は一律10%で固定されています。たとえば10万円の請求書なら受取額は9万円、50万円なら45万円と、申し込み前から正確に計算できます。
最短10分入金・土日祝日も対応
急な資金調達が必要なときでも、ペイトナーのファクタリングは申し込みから最短10分で入金が完了します。土日祝日も対応しているため、平日に時間が取れない方でも利用しやすいサービスです。
1万円の少額から利用できる
ペイトナーのファクタリングは1万円から利用できます。金額が少ない請求書しか手元にない場合でも申し込めるため、少額の資金調達にも対応可能です。初回の利用上限は50万円で、利用実績に応じて最大300万円まで増額できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 手数料 | 一律10%(固定) |
| 入金スピード | 最短10分 |
| 利用可能額 | 1万円〜(初回上限50万円、実績に応じて最大300万円) |
| 土日祝日対応 | あり |
| 審査 | AIと人の併用 |
| 申込方法 | 完全オンライン、面談不要 |
| 必要書類 | 3点(2回目以降は請求書のみ) |
ファクタリングの基本的な仕組みについて知りたい方は、下記の記事も参考になります。
8. まとめ
ファクタリングは正しく利用すれば安全な資金調達方法ですが、悪質な業者を選んでしまうとトラブルに巻き込まれるリスクがあります。
- やばいと言われる理由:手数料の高さ・闇金業者の介在・法整備の不足など7つの要因がある
- 法的には合法:ファクタリングは民法上の債権譲渡に基づく取引で、違法ではない
- 悪質業者の見分け方:手数料率の不透明さ・契約書の未交付・償還請求権の有無をチェック
- 安全な利用法:複数社の比較・契約書の確認・つなぎ資金としての利用が大切
- ペイトナーのファクタリング:手数料一律10%・最短10分入金・土日祝日対応で安心
安全なファクタリング業者を選んで正しく利用すれば、資金繰りの強い味方になります。ペイトナーのファクタリングは手数料が一律10%で明確なので、初めての方にもおすすめです。

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